Airiel
BIOGRAPHY
アメリカのシカゴを拠点とする4ピース・バンド、アリエル。フロント・マンのジェレミーが、1997年にインディアナ州のブルーミントンで発足。ライド、マイブラッディー・ヴァレンイタイン、スローダイヴを彷彿とさせるノイズ・ポップを生み出す。しかしメンバー2人だけの初期段階では、ドラム・マシーンを使った曲がほとんどだった。2003年にジェレミーが大学を卒業後、シカゴに移住して本格的なバンドへと進化。4人編成になったアリエルはシューゲイズの先駆けレーベル、クレアコーズと契約。さっそく2003〜2004年に、『ウィンクス&キッシーズ』のシングル・シリーズを発表。『フロステッド』、『ディジー』、『メルテッド』、『クラックルド』からなる4部作。全部を合体すると1つの写真になる、クレアコーズのダンの斬新なアイデアだった。それをきっかけに世界中のシューゲイズ・ファンから、熱いエールを送られるようになる。2005年にオンライン・ショップ用の自主レーベルのために、『アリエルEP』を制作。さらにクラブAC30のコンピレーション、『ネヴァー・ルーズ・ザット・フィーリング#1』に参加。スワーヴドライヴァーの「ブローイン・クール」を、カヴァーする。またライヴ活動も地元はもちろん、東海岸ツアーを敢行するほど強化していく。ザ・ディアーズ、ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー、ヴォックストロット等と共演。そうしてリアルな演奏力を身に付けた彼らは、その成果をアルバムに注ぎ込む。さらにギタリストが変わることで、次なる方向性を見い出すアリエル。テーマはシューゲイズをサイケデリック・ロックへと導く、ロック・アプローチ溢れるサウンド。それを目指すことで、逆に彼らの持つポップ感覚が活き活きと輝くようになる。2007年にシカゴのハイホィール・レコーズに移籍して、1st・アルバム『ザ・バトル・オブ・シーランド』を発表。さらにクインス・レコーズから、待望の日本盤をリリースすることになる。豪華トリプル・ジャケットによる、ボーナス・トラック2曲を追加した企画。その直後にアルバムに参加しているウルリッヒ・シュナウスや、マニュアルとライヴで共演。シューゲイズ・シーンに於いて、ロックとエレクトロを繋ぐポジションも果たす。90年代のシューゲイザーを継承しながら、新しいムーヴメントを呼び起こす実力派バンド。でありながらも、インディーならではの親近感を与えてくれるかけがいのないアリエル。彼らの地道で前向きな活動こそ、多くのリスナー達に希望を与えてくれるはず。
MEMBER
Jeremy Wrenn [guitars, vocals]
Cory Osborne [bass, vocals]
John Rungger [drums]
Chris De Brizzio [guitars]
RELEASE
The Battle Of Sealand
QRCP-55 (2007)
1. Thinktank / 2. Thrown Idols / 3. Sugar Crystals (featuring Ulrich Schnauss)
4. You Kids Should Know Better / 5. Mermaid In A Manhole / 6. Stay / 7. Peoria
8. The Release / 9. Red Friends / 10. The Big Mash-up / 11. Sealand
12. 500 Deep * / 13. Cinnamon * / * Bonus track for Japan only

インディー・ギター・ファン待望のアリエルのデビュー・アルバムは、クインス初のトリプル・ジャケット。海、空、宇宙の3つに分かれたアートアークで、シューゲイズ〜サイケデリック・ロックを新しく表現。アルバムで絶大な人気の名曲を誇る、「シナモン」等の2曲を追加収録。計13曲でありながらもトータル時間が、69:21の超大作になっている。(1)ライドを受け継ぎつつも、今のインディー・ロック感覚を注いだ名曲。チュルッチュ〜・ヴォーカルによる、切ないフック・ラインが魅力的!(2)マイ・ブラッディー・ヴァレンタインを彷彿とさせる、フィードバック・ギター。何よりも疾走感が最高!(3)ウルリッヒ・シュナウスがドラムとキーボードを担当した、瑞々しいドリーム・ポップ!甘いメロディーがキラキラと輝いている。(4)ストーン・ローゼスやオアシスを想わせる、サイケデリック・ギター・サウンド。90年代と今を繋げるような、インディー史に残るべき傑作!(5)スワーヴドライヴァーのみならず、マンチェスター・サウンドにも影響されたノイジーでグルーヴィーなナンバー。(6)フィル・コリンズを匂わすようなソウルフルなバラード・ソングに、思わず涙がポロリ…。(7)コーリーとジェレミーによるツイン・ヴォーカルが、実にドラマティックなシューゲイズ・ナンバー。(8)ライヴ演奏を想像させるほどダイナミックなギター・サウンド。特に迫力満点のドラムは圧巻!(9)アリエル版ニュー・オーダー。ベース・プレイは正しくピーター・フック!やるせないジェレミーのヴォーカルが、美しいメロディーを最大限に活かしている。(10)これそサイケデリック・ロック!爆烈する轟音ギターに飲み込まれていく…。(11)ドリーミーな女性ヴォーカルをフィーチャー。コクトー・ツインズ〜スロウダイヴのようなまどろみ感。(12)日本のみのボーナス・トラック。クレアコーズ時代を想い出させる、ピュア・シューゲイズ・ポップ。(12)日本のみのボーナス・トラック。ライヴで人気のナンバー。浮遊感溢れるギターとメランコリックなメロディーが印象的!そしてもっと深い解説は、ライナー・ノーツで…。
