ARIEL KILL HIM
BIOGRAPHY
エイリエル・キル・ヒムことデヴィッド・レーンベルグは、スウェーデンのイエブレを拠点としている。イエブレはストックホルムからウメオへと向かった北部に位置する町。そこで1998年〜2004年までの間、若手No.1と評されたエモ・バンドのレイアの中心人物として活躍したデヴィッド。レイアとしては3枚のアルバムを発表して、数多くのヨーロッパ・ツアーもこなしている。ところがバンドとは違う音を模索するために、2000年からソロ・プロジェクトのエイリエル・キル・ヒムを開始。さらにレイアが解散した2004年に、ポスト・ミューなインディー・ロック・バンドのイカロスを結成。2005年には1st・アルバム『スピーク・ミュージック』を発表して、国内のみならず海外からも高い評価を得る。エイリエル・キル・ヒムとしては、2000年に1st・アルバム『シー・ウェアーズ・ザ・スターズ・ライク・ヒム』をザ・ダイヴィング・エンパイアから発表。しかし本国だけでソールド・アウトしてしまったため、残念ながら日本に流通されることはなかった。その後デヴィッドの良き理解者であるザ・ダイヴィング・エンパイアのミカエルは、新たにカジュアル・レコーディングスを設立。さっそく契約を結んだエイリエル・キル・ヒムは、同郷バンドのホリディ・ウィズ・マギーのマグヌス・ビョークを共同プロデューサーに迎える。2001年に1st・シングル『カトラ』、2002年には2nd・アルバム『アルファ・イズ・ダウン』を発表。ストリングスやピアノを活かしたオーケストラ風のアレンジと、ギター・サウンドとエレクトロ・サウンドの美しい融合感覚。さらに情感溢れるヴォーカルによる切ないメロディーは、エイリエル・キル・ヒムならではの神秘的な世界を確立。2003年にもマグヌスの共同プロデュースの元に、2nd・シングル『ノット・トゥデイ、ノット・トゥモロー』と、3rd・アルバム『イン・ザ・ピラミッド』を発表。エモ、インディー・ロック、ポップ・ファンに愛される名盤として、アメリカ、ドイツ、日本でロング・セラーを記録。そして2006年に完成した4th・アルバム『ネイムド・アフター・ユー』を、カジュアルの熱いオファーを受けてクインスがライセンス・リリース。メッセージ色の強い最高のクリスマス・ソング「イッツ・クリスマス」含む、2曲のボーナス・トラックを収録。ムーム、シガー・ロス、ミューにも通じる、エレクトロニカ/シューゲイズを消化した革新的なインディー・ギター・サウンド。正しくエイリエル・キル・ヒムはこの『ネイムド・アフター・ユー』で、スウェーデン人にしか出来ない北欧サウンドを打ち出すことに成功。現代版ワナダイズな疾走ソング「ヴィヴィッド・アンド・アライヴ」、溜め息が出るほど美しいメロディーの「ザ・ハーフ・オブ・ユー・イズ・ミー」等。いずれもデヴィッド・レーンベルグの才能が凝縮された、スウェディッシュ・インディー史を塗り替える話題作!
MEMBER
David Lehnberg [vocals, piano, electric & acoustic guitars, keyboards, percussion, programming]
RELEASE
Named After You
QRCP-44 (2006)
1.Vivi.an.Alive / 2.Technica.Pu.Down / 3.Las.Blas.First / 4.Th.Hal.o.Yo.i.Me / 5.Puls.B
6.Th.Lystr.Set / 7.Tape / 8.Untitle.Ach.i..Close.Casket / 9.Th.Whit.Cut / 10.Vinay.an.th.Cracks
11.Altus / 12.Fee.th.Sharks / 13.It'.Christmas / 14.Wit.Celesta
エイリエル・キル・ヒム独自のエモ感覚を、確実に進化させた斬新なデザイン。それにクインスのポップ・テイストを注ぎ込むことで、北欧らしい音の世界を強化。日本盤のみのボーナス・トラック2曲を収録した、内容充実の4th・アルバム。ライナーにあるデヴィッド自身の曲解説を読みながら聴くと、より一層奥深い。まず1曲目は「どんなにやるせなくても、生き生きとした日々を送ろう」と願う疾走ソング!一緒に口づさみたくなるソング・ライティング、勇気がふつふつと湧いてくるギター・サウンド、甘くドリーミーな女性コーラス。全てが完璧なエイリエル・キル・ヒムの真骨頂!!2曲目はエモ・ファン心をそそる切なくドラマティックなメロディー&ヴォーカル。さらにイカロスのメンバー、ラルクのピアノが感動的!3曲目はエモ〜ゴス・ワールドを厳かなに表現したナンバー。マルチ・プレイヤー、デヴィッドの幻想的なキーボードも魅力!4曲目はデヴィッドのソング・ライティングとアレンジ能力が凝縮した大名曲!切なさの中に温もりを感じさせるヒューマンなヴォーカルに涙…。5曲目はラルクのクラシカルなピアノと、鼓動のようなエレクトロ・ノイズの融合。ピンク・フロイドからの影響を感じさせる仕上がり。6曲目はグロッケンシューピールの音色がとっても幻想的。シューゲイズを消化した広大な音響サウンドにメランコリックなメロディーが響き渡るよう。7曲目はエイリエル・キル・ヒムならでは神秘的なギター・サウンドと、エンジェル・ヴォイスな女性コーラスが見事にマッチ。8曲目はエイリエル・キル・ヒムのロック感覚と、スティーナ・ノルデンスタムのポップ感覚の出会い。9曲目はムームを想わせるドリーミーなエレクトロ・サウンドと、エイリエル・キル・ヒム特有のメランコリックなメロディーの融合。10曲目は北欧ならではの冷たい空気が伝わる透明感溢れるサウンド。叙情的なメロディーがひたすら胸染みる。11曲目は約420人が住む小さな町アルトゥスに捧げた曲。オーケストラ感覚溢れるアレンジと囁くようなデヴィッドの声が、映画のようなストーリー性を生む。12曲目はデヴィッドの哀愁漂うアコースティック・ギターによる心に残るエンディング・ソング。13曲目はホームレスの人達のクリスマスについて歌ったメッセージ色の強いボーナス・トラック。14曲目はスペース・ロック感覚のあるサイケデリックなボーナス・トラック。さらに詳しい解説はCDに付いてるライナー・ノーツで…。
