Carrots
BIOGRAPHY
キャロッツはスペインのバルセロナを拠点とする、ウイリー、フレディー、ロバート、マティアスの4人組。様々なスパニッシュ・バンドを紹介しているレーベル、グラバシオネス・エン・エル・マールに所属。1999年に1st・アルバム、『セーヴィング・チョコレート・コインズ』でデビュー。まだ未完成でありながらも、才能溢れるサイケデリック・ポップ・バンドとして注目を浴び始める。2002年に敏腕プロデューサー、パコ・ロコを迎えて、2nd・アルバム『サンシャイン』をリリース。スペイン版ビーチ・ボーイズ的な名曲「サンシャイン」を代表とする、60'sポップ色溢れる内容が大評判。遂にはスペイン最大のフェスティバルにも出演し、全国ツアーをやれるまでのライヴ・バンドに成長。同時に日本やアメリカのギター・ポップ〜ギター・バンド・ファンにも支持されていく。2004年には待望の3rd・アルバム、『...オール・イット・テイクス・イズ・ア・リトル・コンフィデンス!』を完成。ビートルズ中期を受け継ぎつつも、プログレ、ファンク、カントリー等のジャンルの壁を打ち破る革新的なギター・サウンド。あらゆる楽器を自由に使いこなす、巧みなアレンジ。ライヴ経験を最大限に活かした、ダイナミックな演奏。さらに今回3人のメンバーがそれぞれ曲を手がけることで、キャロッツ全体のソング・ライティングが強化。正しく12曲プラス、ボーナス・トラック2曲の国内盤は全て輝きのあるものばかり。果たしてこれがインディーから出ていいものなのか?いや、インディーだからこそこんなにおもしろい!という本質を見事証明してくれた大傑作!!「例え全てが悪い方に向かっても、誰も責めずに小さな自信を持っていこう」。そんなポジティヴなメッセージを込めたこのアルバムからは、彼らの音楽に対する情熱がひしひしと伝わってくる。ところがそうして確実に進化を遂げきたキャロッツが、2005年をもって解散してしまうことに…。最後のラスト・ツアーも終えて、ファン投票で選ばれた16曲を収録した『ザ・ベスト・オブ.・キャロッツ』をリリース。さらにグラバシオネス・エン・エル・マールからのオファーで、クインス編集の『アンソロジー』をリリース。永久に語り継がれる選りすぐりの名曲ばかりを、ドラマティックな曲順でまとめた最強のコンピレーション。解散記念の切手シートとポストカードをイメージしたアートークは、ファン1人1人の想いが込められるコンセプト。We love Carrots forever!
MEMBER
Vicente Macia "Willy" [guitars,vocals]
Freddy Forner [keyboards]
Robert Castellanos [bass]
Matias Segovia [drums]
RELEASE
Anthology
QRCP-32
1.Party Man / 2.Sunshine / 3.Evening Song / 4.Brain Stew / 5.Kevin / 6.If I Want
7.The Wind / 8.Amanwithahand9.One,True,Three,Love / 10.Spending Chocolate Coins
11.Bingo Days / 12.7000 Ideas / 13.Tom / 14.Writing Again / 15.The Fisherman
16.All It Takes Is A LIttle Confidence !
キャロッツの中でも特に輝きのある楽曲ばかりを集めた、16曲入り『アンソロジー』。クインスが完全編集した選曲と曲順で、様々な発見を与えてくれるよう。彼らほどギター・ポップ・シーンのレベルを上げた才能溢れるバンドがいるのか?解散記念切手シート(パート1とパート2あり)をイメージしたアートワークもCDの醍醐味500%!これぞダウンロード時代に挑みをかけるコンピレーション!!1曲目はキャロッツ版T-レックスなパーティー・チューン。2曲目はキャロッツ版ビーチ・ボーイズなホーン入り青春ソング。3曲目はUKギター・バンド色溢れるオアシスにも負けない傑作。4曲目はプログレからも影響を受けた高度なグルーヴィー・ロック。5曲目は瑞々しいアコースティック・ギターが魅力のフォーク・ポップ。6曲目は初期の名曲をリマスターしたピアノ入りUKギター・サウンド。7曲目はサイケなオルガンが印象的なソウルフルな大名曲。8曲目はウィリーのマンドリンが主役のブルーグラスなナンバー。9曲目はサイケかつカントリー・テイストが実に革新的なギター・ポップ史に残る代表曲。10曲目ピアノとギターのコンピネーションが聴き応えたっぷりな60感覚ポップ・ロック。11曲目初期のアコースティック・サイケ・ポップをリマスター。12曲目はキャロッツ版シャーラタンズな踊れるナンバー。13曲目はビートルズ・チルドレンな初期の曲のリマスター。14曲目は60年代サイケなピアノ・ポップ・ワールド。15曲目は波の音とカモメの鳴き声をフィーチャーしたメランコリックなアコースティック。16曲目はキャロッツを象徴するビートルズ中期を受け継ぐ大、大、大名曲。捨て曲なんて存在しない1曲1曲が活きたこれぞ不変の『アンソロジー』。愛情たっぷりのライナーも必読!!
...ALL IT TAKES IS A LITTLE CONFIDENCE !
QRCP-18
1.ONE,TRUE,THREE,LOVE / 2.A HAPPY DAY / 3.THE WAY YOU LOOK TONIGH
4.ANGELINA / 5.YESTERDAY'S BREAD / 6.ALL IT TAKES IS A LITTLE CONFIDENCE !
7.MAURA BROWN EYES / 8.BRAIN STEW / 9.PARTY MAN / 10.THE WIND
11.LIGHT AND SHADE / 12.NICE TO MEET YOU, JOHNNY / 13.SINNAMON PARK *
14.RAIN * / * BONUS TRACK

まずこのジャケットからしてかなり衝撃的!別に向こうは変えてもいいといってたんだけど…。でもこれに勝てる国内盤アート・ワークはないと思って、オリジナルを使用。ただ当時鳥インフルエンザが流行っていて、治まるまでは気が気じゃなかった。さてそんな今作の内容はというと、恐ろしいくらい完成度の高い粒ぞろいの楽曲ばかり。さすがはメンバーが3ヶ月間狂気の中でレコーディングしたというだけはある。1曲目は彼ら自身が「1000%キャロッツ」と断言する大名曲!甘いヴォーカルが魅力のハッピーなギター・ポップ。走るバンジョーとクラップ入りでノリノリ。2曲目は「70年代シンフォニックなギターが聴きどころ」と本人達が解説。ロック・ファンも唸るアレンジと、ポップなメロディーの融合が新鮮!3曲目は「70'sディスコ・ファンクを超えるために作った」とのこと。サイケな要素も取り入れてて、正にキャロッツらしい踊れるナンバー。4曲目は「スペインのメノルカ島での思い出を綴った曲」というだけあって、ロマンティックな仕上がり。ホーン・セクションのアレンジが活きている。5曲目は「情熱を失った恋人達をテーマにした、純粋で綺麗なワルツ」。フルートの響きもなんとなく切な気。6曲目は「1st・アルバムのアシッド・サイケ・フィールドを意識」。どこかバロック風なオルガンがたまらなく斬新!7曲目はメランコリックなヴォーカルとローズ・ピアノの音色が最高にマッチ。「スーパー・スター」という歌詞がやたら胸に染みる。8曲目は1曲目に負けないくらい印象的な強力ナンバー!正しくロック+グルーヴで迫力満点な演奏にしびれまくり。9曲目は全ギター・ポップ〜ギター・バンド・ファンに捧げる、ホーン入り青春ソングの決定版。弾け度500%!10曲目は「きっとこの独自なアレンジは君を虜にさせるはず」と豪語する驚異のナンバー。ファルセット・ヴォーカルも絶品!11曲目は「ピアノによる小さな交響曲が、暗闇の中から抜け出すように大展開していく」。これぞアルバムの感動の頂点!12曲目はジョン・レノンへのオマージュともいえる世界観。ギャリーゴーズのサブ・メンバーが参加。13曲目はブルーグラスにハマっているキャロッツならではのユニークな試み。国内盤のみ収録。14曲目はタイトル通り優しい雨上がりをイメージさせるラブ・ソング。国内盤だけの胸キュンなエンディング。という大充実の14曲で、本当にこれで税込み¥2,384とはなんてリーズナブル。ちなみに全曲のパートは歌詞の下にきっちり掲載。もちろん解説も完璧に想いを凝縮させた自信作!だからもっと深いテーマはぜひライナーの方で、どうぞよろしく…。
