Dolour

BIOGRAPHY

 ドロールはシアトルを拠点としている、シェーン・タトマークのバンド。例えメンバーが1人でも、レコーディングやライヴではミュージシャン仲間がサポート。だからこそ彼自身は、飽くまでもバンドとして活動を続けている。音楽一家に生まれて、10歳の時からギターを弾き始めたシェーン。早くも16歳の時には、ドロールという名前で曲を作り始めている。影響を受けたアーティストは、ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、レッド・ツェッペリン、マーヴィン・ゲイ、ニュー・オーダー等。特に『ペット・サウンズ』から受けた衝撃は計り知れない。2001年に1st・アルバム、『ウェイティング・フォー・ア・ワールド・ウォー』でデビュー。まだ未熟でありながらも、ソング・ライティングやアレンジメントで才能を発揮。そして2002年の2nd・アルバム、『サバーバイアック』で大成長を遂げることになる。トランペットやチェロをフィーチャーした、オーケストラ仕立てなパワー・ポップ〜ギター・ポップ。そんなブライアン・ウィルソンを受け継ぐ世界観は、じわじわとインディー・ファンに浸透。シアトルのみならずUSインディー・シーンの中でも、独自のポジションを築き上げる。そこでアメリカの良質インディー・レーベル、メイド・イン・メキシコ・レコーズと契約。2004年には最高傑作となる3rd・アルバム、『ニュー・オールド・フレンズ』をリリース。確実にスケール・アップした、ロック・アプローチ溢れるサウンド。さらに清々しいギター・ポップや、ドリーミーなフォーク・ポップを展開。そこで2005年にクインスが、ドロールの5年間を集約したコンピレーションを企画。シングル曲や未発表曲を網羅した『ア・マター・オブ・タイム2000-2005』で、初の日本盤リリースを果たす。その後音楽活動を一時休止して、自分のやりたいことを再確認。2006年にスタジオ・ライヴ・レコーディング・アルバムを、クインスに正式オファー。2007年、遂に念願だった『ザ・イヤーズ・イン・ザ・ワイルダーネス』を発表。生演奏の迫力を打ち出したメロディアスなインディー・ロック、『ストーム・アンド・ストレス』。アメリカのルーツを遡った土の匂いがするオーケストラ・ポップ、『ヘル・オア・ハイウォーター』。2つを1つにまとめたアルバムで、ドロールはミュージシャンとしての醍醐味を表現。偉大であるにも関らず、どこかやるせないミュージシャンの真の姿。それをリアルに表現したこの作品は、リスナーに今までとは違った感動を与えてくれるはず。

MEMBER

Shane Tutmarc [vocals, guitar, piano, organ, bass, moog, glockenspiel, percussion]

RELEASE

The Years In The Wilderness

The Years In The WildernessQRCP-54   (2007)
"STORM & STRESS"
1. Wake Up Wake Up / 2. Naive / 3. An Easy Life
4. I’ve Made Up My Mind (I’m Never Gonna Make My Mind Up, Again)
5. The Girl I Dream Of / 6. Above That / 7. Let Go
8. I’m Just No Good For You, Babe / 9. To Lay A Ghost

The Years In The Wilderness

"HELL OR HIGHWATER"
10. Everything Changes When The Sun Dips Out Of Sight
11. Lyin’, Hidin’, Cryin’ / 12. Mother/Son / 13. The Beginning Of Love
14. My Dream Come True / 15. I Sold My Guitar To The Devil
16. Summertime Is Finally Here / 17. Take Me Or Leave Me
18. Been In Love for A Long Long Time / 9. Evie

クインス史上初のライヴ・レコーディング。さらに2つのアルバムを1つにまとめた19曲入り。ジャケットもドロールとクインスで2パターンを制作。正しく全てにおいて1粒食べて2度美味しい内容。しかもクインスだけの企画で、日本とアメリカのリスナーが共有出来ることが素晴らしい。(1)4人のギターが迫力満点のメロディアス・インディー・ロック。(2)天才ギタリスト、エリックの即興演奏が活きるリード・ソング。(3)ソウルフルな仕上がりでドロール版ジャスティン・ティンバーランド的。(4)前半は温かいピアノ、後半は力強いギターで構成された力作。(5)実にエモーショナルなメロディーとヴォーカル。これこそ新しいドロール・サウンドの幕開け。(6)ドロール版ウィーザーがテーマ。(7)ふつふつと勇気が湧いてくる疾走ギター・サウンドはドロールの真骨頂。(8)プログレッシヴを感じさせる高度なリズムのロック・チューン。(9)ヒッチ・コックの映画『めまい』からインスパイアー。ドロール版シューゲイズ?(10)『ストーム・アンド・ストレス』と『ヘル・オア・ハイウォーター』を繋ぐインスト。(11)ドロール版ハワイアン。(12)2007年の『ペット・サウンズ』。(13)管楽器をフィーチャーが素晴らしいオーケストラ・ポップ。(14)マリンバとヴィブラフォンのアレンジが絶品。ジャズ・テイストなナンバー。(15)ドロール版エルヴィス・プレスリー。(16)ブライアン・ウィルソンを受け継ぐまどろみポップ・チューン。(17)ドロール版カントリー。(18)切なくて涙がこぼれ落ちそうなバラード。(19)しっとりとしたピアノによるラヴ・ソング。さらにもっと深い解説は、ライナー・ノーツで…。

A Matter of Time 2000-2005

A Matter of Time 2000-2005QRSP-29
1.I Smell a Lawsuit / 2.Cheer Up Baby / 3.CPR / 4.Iceland
5.(Why Don't You)Come Around / 6.Menage a Troris / 7.Next 2 U / 8.Suburbiac
9.A Billion Odd People / 10.You Can't Make New Old Friends
11.Before Tonight's Big Party / 12.Cleopatra Eyes / 13.A Matter of Time
14.Rest Your Head Dolour

photo3枚のアルバムとシングルと未発表曲の中から選りすぐったコンピレーション。どの曲も飽きのこない本物の名曲ばかりでヴァラエティーに富んでいる。しかも1度聴いただけでハマるくせにいくら聴き込んでも飽きがこないところが本物。さらにクインス初のシンプルなモノトーン・アートワークが新鮮!鍵盤帯や丸いシールにもドロールの音の世界が凝縮。1曲目はパワー・ポップ魂溢れるギターに素朴なピアノとアコギを絡めた最高の疾走ソング。2曲目はピアノやホーンやチェロのアレンジが活きるソフト・ロック風ギター・ポップ。3曲目は力強いギター・サウンドにふつふつと勇気が湧き起こる爆走ソング。4曲目はウィーザーをギター・ポップよりにしたようなセンス抜群の大名曲。5曲目はなんとなくデキシーズ・ミッドナイト・ランナーズを想い出させるノリノリのポップ・チューン。6曲目はクィーンにも通じるピアノ・ロック・テイストなナンバー。7曲目はボサ・ノヴァ・フィーリングな胸キュン・ピュア・アコースティック。8曲目はシェーンのピアノ演奏の素晴らしさを満喫出来るオーケストラ仕立ての打ち込みソング。9曲目はパッパラァ〜・コーラスが活きるベン・フォールズ・ファイヴちっくな仕上がり。10曲目はメランコリックなメロディーとバート・バカラック的アレンジが泣き。11曲目はドロール版ニュー・オーダーといった感じのもろイギリスしてるナンバー。12曲目は愛らしいクラップ入りでインディー・ポップ・ファンにオススメ。13曲目ブライアン・ウィルソンへのオマージュともいえる素晴らしいオーケストラ・ポップ。14曲目はノスタルジックなローズ・ピアノによるバラードで思わず涙がポロリ。もっと深い解説はいつもの通りライナー・ノーツで…。