Lovebites
BIOGRAPHY
デンマークのコペンハーゲンを拠点とする、男女4人組ギター・ポップ・バンド。そんなラヴバイツは1995年に結成されて、本国のメガ・レコーズと契約。1996年には『トラヴェリング』と、『ヘイ、ルック・アラウンド』のシングルをリリース。これがラジオを中心にブレイクして、1997年には1st・アルバム『ナッシング・バット・ジョイ』を発表。ますます勢いに乗ったラヴバイツだが、急遽ヴォーカリストが脱退することに…。そこで代わりにマチルド・ルンデルスコヴが加入して、新たな活動をスタートさせる。1999年にエピトーン・レーベルを立ち上げた彼らは、2nd・アルバム『エクスプローディング・スター』を発表。徐々にデンマーク以外の北欧圏でも評価されるバンドに進化していく。2003年には4年間の歳月を費やした、3rd・アルバム『ラヴバイツ』を発表。遂に彼らが理想とする様々なジャンルを網羅した、ラヴバイツ独自のサウンドを確立。さらに2005年には、クインスが企画する編集盤のために初期の代表曲2曲を再レコーディング。そして過去3枚のアルバムの中から、選りすぐりの名曲を集めた『エッセンス』が日本でリリース。北欧ならではの清々しいギター・ポップと、重厚感溢れるパワー・ポップの見事な融合。正しく彼らのサウンドはカーディガンズよりパワフルで、アイヴィーよりポップなところが魅力的。もともとラヴバイツというバンドという名前自体、バズコックスのアルバムから付けている彼ら。そこにイギリス出身の実力派ミュージシャン、アンディーのパンク好きな感性が表れている。ところが逆にメイン・ソング・ライターであるギターのカリーナは、素朴でアコースティックな感性の持ち主。かと思うとスウェーデン出身のドラマー、二クラスはサントラを手がけるスタジオ・エンジ二アだったり。ヴォーカルのマチルド・ルンデルスコヴは、クラシック・ピアノの経験を活かしたキーボードも披露してたり。そういった男女それぞれの感覚を対等に掛け合わせたバンドはなかなか少ないのが事実。だからこそこのラヴバイツは、今までにないとっても新鮮な存在に思えてしかたない。インディー・シーンの中で異色ともいえる、めちゃくちゃメロディアスで完成度の高い音の世界。彼らほどいい意味で普通のポップス・ファンにアピール出来る貴重なバンドはいないはず。
MEMBER
Mathilde Lunderskov [vocals/keyboards/songwriter]
Karina FossFenn [guitars/harmonies/songwriter]
Niclas Tange [drums/programming/songwriter]
Andy FossFenn [bass/programming/songwriter]
RELEASE
Essence
QRCP-22
1.Are You Ready ? / 2.10,000 Miles Away / 3.In Essence / 4.Someday
5.Another Girl / 6.Snow on a Summer's Day / 7.Picture Book / 8.Star
9.Last Summer / 10.Face the Mirror / 11.Smooth / 12.Travelling [rerecorded 2005]
13.Hey, Look Around [rerecorded 2005] / 14.A Strange Week
1st・アルバムからの再録音2曲と、2nd・アルバムからの8曲、3rd・アルバムからの4曲を収録したコンピレーション。それぞれ違ったタイプの曲が網羅された選曲と曲順で、ラヴバイツの魅力が500%凝縮!2nd・アルバムをクインス風にリメイクしたアート・ワークも、実にデニッシュ気分!1曲目はドリーミーなオープニングから一変する、迫力満点のギター・サウンド。勇気がふつふつと湧いてくる歌とメロディーに感動!2曲目も疾走が駆け抜けるパワフルなポジティヴ・ソング。ずっしりと重みのあるドラムとベースが1度聴いたらくせになる。3曲目はクラップをフィーチャーした弾けるリズムに思わずノリノリ!カーディガンズをもっとロックっぽくしたような仕上がり。4曲目は北欧ポップとパワー・ポップの絶妙なマッチングが新鮮!ソング・ライティングの良さも輝きまくり。5曲目はデンマーク版タンバリン・スタジオ・サウンドって感じの青春ソング。笛とアコースティック・ギターがなんて清々しい!6曲目はナチュラルなグルーヴ感がますますデニッシュ風なナンバー。メランコリックなヴァースのメロディーが泣き!7曲目はマイ・ブラッディー・ヴァレンタイン好きな側面が打ち出された、シューゲーザー・ポップ。切ない疾走感に胸が締めつけられそう。8曲目は70年代のファンクとロックが合体したようなドラマティックなナンバー。ストーリングスやホーン使いもたまらない。9曲目はキラキラ・パワー・ポップという新ジャンルを確立しそうな爽快感!これぞラヴバイツの真骨頂といった感じ。10曲目はラヴバイツ版ディスコ・チューン。と想わせつつ、しっかりギター・サウンドしてるところがさすが!11曲目はゆらゆらと水の中を漂うようなクラブ・ポップ。瑞々しいアコースティック・ギターがとても印象的!12曲目はフルートとリムショットのリズムが活きる大人のためのお洒落ギター・ポップ。透明感溢れるヴォーカルも最高!13曲目は独特なグルーヴがめちゃくちゃカッコイイ、高度なナンバー。素晴らしい演奏力はラヴバイツの醍醐味たっぷり。14曲目唯一スロー・テンポな打ち込みポップ。まどろみ感溢れる美しいメロディーがアルバムのエンディングを見事に演出。といった内容で、思わず解説も長くなってしまうほどの充実ぶり。さらに詳しい解説はライナー・ノーツで…。
