Printer
BIOGRAPHY
プリンターはデンマーク西部にあるロスキレで結成された、ラーシュ、トーマス、ミケル、マッツの4人組。もともとは幼少時代からクラシックを習っていた、マッツとミケルの兄弟が始めたプロジェクト。そこにドラマーでもあるトーマスが加わり、バンドとしての原形が出来る。しかし徐々にコンピューターを活用した、新しい楽器演奏に移行していく。そんな転換期に加入したのが、ソロ・ユニットのペラリンとしても活躍するラーシュ。ラーシュはリミキサーとして、タイガー・ベイビーの楽曲も手がけている。本格的な活動をスタートしたプリンターは、2003年にミニ・アルバム『アブセンス』をリリース。「インディー・ポップを、エレクトロニックな世界へと導いた話題作」と絶賛される。実際に本国での評価は高く、音楽雑誌GAFFAでDemo Of The Monthに選ばれ、インタ−ネット・マガジンSvingninger.DKで5つ星を付けるほど…。さらに彼らは北欧10数ケ所のツアーを行なった後、さっそくアルバム制作に没頭していく。それはライヴで吸収したプリンター独自の表現方法を、そのまま作品の中に注ぎ込みたかったから。そうして遂に2005年に完成したのが、1st・アルバム『リゾマティック・ベイビー』。よりエレクトロ・サウンドを極めたその作品は、世界に先駆けてヨーロッパで6月上旬にリリース。そこでミニ・アルバムと1st・アルバムの中間に位置する『イン・アブセンティア』を、クインス・レコーズが企画。それぞれから各5曲ずつを編集して、日本だけのボーナス・トラック2曲を追加したコンピレーション。アート・ワークも初期のサウンド・イメージが溢れる、彼らのサイト用デザインをリメイク。そのため1st・アルバム『リゾマティック・ベイビー』よりも、ポップでギターよりの内容になっている。インディートロニカとも例えられる彼らだが、エレクトロニカ系バンドとは一線を画するポップなソング・ライティング。そしてそれを活かす甘く切ないマッツのヴォーカルこそが、プリンターの最大の魅力!そんな本質をテーマにした『イン・アブセンティア』は、ギター・サイドからエレクトロ・サイドへと向けた新たなアプリーチとなるのは間違いない。
MEMBER
Lars Pellarin [beats and production]
Thomas Norreby [Yamaha YC-45d/Guitar]
Mikkel Hein [Korg polysix/Nord Lead2/bass]
Mads Hein [vocals/melodica/Crumar Performer]
RELEASE
In Absentia
QRCP-24
1.Police and Locals / 2.Blue Sky(Morning Version) * / 3.Don't Expect / 4.Oh Yeah
5.Lullaby Lusts / 6.Champagne / 7.Goodnight / 8.To Believe * / 9.Celebrate
10.Blank / 11.Just a Leaf / 12.Erased by the Swans / * bonus track for Japan only
プリンターの楽曲の中からポップでインディー・バンド色のある12曲を編集したコンピレーション。1、5、9、10、11曲目はミニ・アルバム、3、4、6、7、12曲目は1st・アルバムからの収録曲。2、8曲目はこの『イン・アブセンティア』のみに収録されたボーナス・トラック。まず1曲目はどんなことがあっても聴いて欲しい!ギャングウェイの2005年版ともいうべき、最高にクールな胸キュン・エレクトロニック・ポップ。2曲目はサイトのみのヴァージョンを強引に選曲!彼らの1st・アルバムに収録されたものより爽やかな仕上がり。3曲目はインディー・ポップとアンダーワールドの出会い?メランコリックなメロディーをアグレッシヴに演出。4曲目はエレクトロ・サウンドによるバンド的なアプローチ。パンクも好きな彼らのルーツがちらり。5曲目はノスタルジックなシンセをフィーチャーしたまどろみソング。最もギター・ポップよりな名曲!6曲目は哀愁漂うギター、優しく包み込むようなシンセ、そしてドリーミーなヴォーカルがあまりにも美し過ぎる大傑作!7曲目は静かな夜をイメージさせるナンバー。まるでデンマークのオーロラが映し出されるよう。8曲目はニュー・オーダーを受け継ぐ、イギリス的なメロディー&サウンド。研ぎすまされた世界に鳥肌が立つ!9曲目は彼ら独特のライヴ感覚を活かしたエレクトロ・サウンド。ここでプリンターがバンドであることを実証!10曲目は彼らのアヴァンギャルドな一面を凝縮させた、最も実験的なアレンジ。11曲目はプリンターならではの発想によるヒップ・ホップ的なアプローチ。12曲目は実にドラマティックなロック+エレクトロ・サウンドと、美しいソング・ライティングのコラボレーション。それ以上に深いテーマについてはライナー・ノーツの方でぜひ…。
