Santa Dog
BIOGRAPHY
イギリス西部の湾岸都市、ブリストルを拠点とする4ピース・バンド。もともとは美術学校に通っていたロウィーナと、ギタリストのロブが出合ったことがきっかけ。それからドラムのマーティンと一緒に、サンタ・ドッグを結成。ロウィーナがやっているレーベル、ラ・ラ・ラ・レコードから3枚のシングルを発表。2004年『ザ・デリケイト』、2005年『ザ・ケミカル』、2006年『ベル・ドゥ・ジュ』。いずれも紙ジャケットによる、素晴らしいアートワークばかり。そこにはイラストレーター、ロウィーナならではのセンスが凝縮されている。その後初期メンバーに変わって、新しいベーシストのロブを加入。同じく2006年、クインス・レコーズがアルバムのオファー。そうして『キティーホーク』のワールドワイド契約を結ぶことになる。既に幾つかの新曲を書き上げていた彼らは、さっそくアルバムの制作を開始。それに伴って新メンバー、ロブのベースで今までの楽曲も再録音。ギタリストのロブが経営している、ルビー・スタジオを使ってのレコーディング。全てはスムーズに進んでいたところに、唯一の問題点が発生。それはサンタ・ドッグに欠かせない、古いファルフィーザのオルガンが壊れてしまったこと。とてもいい音色を奏でるのにも関らず、修理に多くの時間を費やしてしまったそう。しかしそういった困難を乗り越えて、ようやく2007年に1st・アルバムを完成。マスタリングにもこだわり、ブリストルとオックスフォードの2箇所で行なうほど…。その内容は王道UKギター・ポップに、ブリット・ポップ感覚を注ぎ込んだ世界観。スミスを前進させたようなストレートかつ、ビート感のあるギター・サウンド。さらにプリファブ・スプラウトを受け継ぐ、最高のソング・ライティングとアレンジ。そしてイギリス人ならではの美しい英詞と、そのメロディーの載せ方が素晴らしい。単なる可愛いヴォーカリストとは一線を画す、ロウィーナの表現力もバンドの魅力を強化。世界のギター・ポップ・ファンが追い求めていた、どこか懐かしくて新鮮なサウンド。そんな傑作『キティーホーク』は、日本のみならずアメリカ、イギリス、フランス、ベルギーにも流通される予定。今、少しずつ何かが変わり始めているUKインディー・ポップ・シーン。きっとこのサンタ・ドッグこそ、そのムーヴメントをさらに盛り上げてくれるに違いない。
MEMBER
Rowena Dugdale [vocals, rhythm guitar]
Rob Williams [lead guitar]
Rob Ash [the bass guitar]
Martin Maidment [drums]
RELEASE
Kittyhawk
QRCP-50 (2007)
1. Big Bang / 2. Are you hot enough / 3. Belle de Jour
4. Yeah Yeah Yeah / 5. Rosa / 6. Chemical / 7. West Coast Boy Racer
8. Pop Coloured / 9. Katy / 10. Lucky me / 11. Martyr on the ropes
クインス初のミニ・ポスター・スリーヴ仕様。しかも日本ヴァージョンと海外ヴァージョンのリバーシブル。全面フル・カラーで、帯もリバーシブル。そんなゴージャスなこのデビュー・アルバムは、イギリス、アメリカ、フランス、ベルギーにもディストリビューション。これぞワールドワイド・リリースに相応しい、UKギター・ポップの大名盤!(1)疾走感溢れるギター・サウンドと、浮遊感を醸し出すオルガン。そしてロウィーナの凛としたヴォーカルが印象的。(2)音楽ジャーナリスト達に「本当に熱くなれてるの?」という疑問を投げかける歌詞。UKらしいメッセージ色の強いギター・ポップ。(3)ネオ・アコースティックとブリット・ポップの出合い。キラキラとしたギターが眩し過ぎる、夏らしい青春ソング。(4)「イェー、イェー、イェー」というフック・ラインに、勇気がふつふつと湧き起こる青春疾走ギター・ポップの最高峰!(5)プリファブ・スプラウトとカーディガンズを繋ぐ名曲。ロウィーナのソング・ライターとしての才能が凝縮!(6)繊細なギターとリムショットのリズムから、弾けるギター・サウンドに変化。やるせないヴォーカルが徐々にテンションを上げて、最後にはシャウト!(7)遠い日のドライヴをイメージさせる、ノスタルジックなギター・ポップ。ビーチ・ボーイズとスミスが融合したような世界観。(8)サンタ・ドッグ版プリファブ・スプラウト。ロウィーナの表現力豊かなヴォーカルと、最高のメロディーが活きる英国良質ポップ!(9)ギター・ポップとオルタナティヴの融合が新鮮!ロック・アプローチ溢れる演奏でロウィーナのヴォーカルを強化。(10)より一層オルタナティヴへと向かった、ベリーの名曲を彷彿とさせる爆走ギター・サウンド。(11)ライヴ感覚を表わすために、メンバー全員で「ヘイ、ヘイ、ヘイ」と合唱!ちょっぴりメランコリックなエンディング・ソング。これよりもっと深い解説は、ぜひライナー・ノーツで…。
