Seevenus

BIOGRAPHY

 シー・ヴィーナスはマイアミを拠点とする、女性ヴォーカル・バンド。マイアミといえばアメリカの中でも、高級リゾート地として有名な場所。しかし中南米からの移住者が多く、様々な感性が融合された新しい文化が生まれつつある。そう、正しくそんな背景から登場して来たのがこのシー・ヴィーナス。彼らのサウンドはその名の通り、とてもドリーミーかつロマンティック。ストリングスやホーンを使ったオーケストラ感覚溢れるアレンジ。さらにラテン/ブラジル音楽からの影響が注ぎ込まれた世界観。それがギター・ポップと上手く調和して、今までにない新鮮な空気を醸し出している。ちなみに彼らの好きなアーティストは、ビーチ・ボーイズ、ビートルズ、ハイラマズ、ステレオ・ラヴ等。もちろんそういう要素を消化しながら、シー・ヴィーナスならではの親しみやすいポップを確立。約3年間のレコーディングを続けた彼らは、2004年にデビュー・アルバムをマーチ・レコーズから発表。それからさらに半年後、新曲2曲を追加録音した日本盤『ハード・タイムス・フォー・ドリーマーズ』をリリース。この1st・アルバムの最大の魅力は、甘く切ないメロディーをより一層輝かせるロッキーのヴォーカル。何よりも彼女の歌には、過去のギター・ポップ・バンドとは一味違う雰囲気がある。ただのヴォーカリストを超えた、シンガー・ソングライターとしての深みが感じられる素晴らしさ。実際彼女自身がギターとキーボードをこなし、曲作りに参加していることも大きい。そういう意味も含めシー・ヴィーナスこそ、次なるインディー・シーンの鍵を握っているに違いない。めちゃくちゃ高い音楽性を目指しつつも、宅録や地元の小さなスタジオで親近感のあるポップを追求。それにかなりヨーロッパの匂いを感じさせつつも、実はとてもアメリカらしさが滲み出ている不思議なバンド。しかしそのカテゴライズされない独創的な発想が、とてもクリエイティヴ。何回も聴けば聴くほど、じわじわとその良さが広がってくる最高の1st・アルバム。きっとこの作品との出会いは、ピュアなポップ・ファンに大切なテーマを与えてくれるはず。

MEMBER

Eric Rasco [bass,guitars,keyboards]
Rocky Ordonez [vocals,guitars,keyboards]
Chris O'malley [drums,percussion,vibraphone]
Christopher Moll [guitars,keyboards]
Eddie Alonso [keyboards,guitars,cornet,vibraphone,glockenspiel,marimba, melodica,harmonica,recorder,percussion]

RELEASE

HARD TIMES FOR DREAMERS

HARD TIMES FOR DREAMERSQRCP-19

1.TRUST / 2.NOTHING LASTS FOREVER / 3.SOMETHING MORE / 4.YOU & ME
5.EACH AND EVERY WORD / 6.ALL I WANT / 7.I'LL BET YOU KNOW
8.BOY BUBBLE BLUE / 9.SHINE LIKE STARS / 10.LOVE TO - KNOW YOU *
11.LACK OF OXYGEN * / *BONUS TRACK

photoこのCDはまず第一にアート・ワークが素晴らしい!ロマンティックな音の世界が表れていて、彼らのイメージそのもの。とにかく今、こんなにドリーミーなギター・ポップはどこにもないはず。ストリングス、フルート、トロンボーン、ヴィブラフォン、マリンバ、メロディカ、ペダル・スティール・ギター…。様々な楽器を使った美しいアレンジに、温かさと切なさが同居する歌とメロディーはもう完璧!!1曲目はシンガー・ソングライター+ギター・ポップ感覚がたまらなく今な気分!ロッキーの優しく包み込むようなヴォーカルと、オーケストラ・サウンドが見事に調和。2曲目はカーディガンズやステレオ・ラヴを経由した、2004年版女性ヴォーカル・バンドの理想型。ホーンのフィーチャーも正に青春!3曲目は生の楽器にほんのちょっぴりエレクトロな要素を入れてるところが憎い。才能溢れまくりの大名曲!!4曲目はめちゃくちゃ和めるシー・ヴィーナス流カントリー。こういうもろアメリカンな音もやれるとは、やっぱセンス抜群!5曲目は初期セイント・エティエンヌを彷佛させるグルーヴ!深海を漂っているみたいに幻想的。6曲目も3曲目に負けない1押しナンバー。メランコリックなオーケストラル・ギター・ポップで、思わず胸キュン!7曲目はマイク・オールウェイな世界が漂う、ちょっぴりラウンジ・テイストなギター・サウンド。8曲目はしっとりしたシー・ヴィーナス版ボサ・ノヴァ。ロッキーの呟くようなナチュラルな歌はジンとくる。9曲目は50〜60年代映画のサントラ+ギター・ポップなドリーミー・ソング。イントロはハイジの主題歌ちっくでメルヘン!10曲はボーナス・トラックとは思えない名曲で必聴!これぞポスト・クラブ8な憂いに浸れるナンバー。11曲目もボーナス・トラックだけど、アルバムのエンディングに最適!本人達いわく「マイアミの子守唄」なんだそう。といった内容で、さっそくショップ・ページで1、2、3曲目を試聴よろしく!!そしてもっと深い内容については、ぜひライナー・ノーツで…。