The Tunes
BIOGRAPHY
チューンズはフィンランドのヘルシンキを拠点とする4人組。メンバーはそれぞれいろんなバンドで活躍する実力派ミュージシャン。結成されたきっかけは、自分達で主催したチャリティー・コンサート。そこにプロジェクト・バンドとして出演した彼らは、息の合った演奏でライヴを大成功させる。そしてそのまま曲作りを始めるようになったことから、チューンズという名前が付けられた。ヴォーカルのナイピは人気パワー・ポップ・バンド、エゴトリッピのソング・ライター。ドラムのヘイキは自宅スタジオを持つハートランドのメンバー。ベースのリッキはジョニー・サンダースに在籍したこともあるアメリカ人。ギターのマルクスはロジャー・マッギンを愛するレイトバーズのフロント・マン。そんな彼らの周りには才能溢れるバンド仲間がいっぱい。スカンジナヴィアを誇るキーボード・プレイヤー、ペッカ。さらにウィルコのベーシストであるジョンも、チューンズに共感。様々なサポートを得ながら2002年には、1st・アルバムの制作に入る。そしてようやく2005年、『ブライト・イエロー・サン』が完成。フィンランドのインディー・レーベル、グランド・ポップからリリースされる。60年代ポップや70年代パワー・ポップを受け継ぐ、不変のメロディーとサウンド。それはフィンランドのみならず、世界のインディー・サイトがこぞって絶賛!しかもパワー・ポップ・ファン以上に、インディー・ポップ・ファンが反応しているところが興味深い。ビートルズ、ビーチ・ボーイズ、バーズに影響された、親しみやすくキラキラとしたポップ・ソング。それはフィンランドという北国ならではの厳しい環境だからこそ。「僕達には乗り越えなきゃいけない暗くて長い冬がある。だから太陽の日差しと暖かさに感謝を込めてアルバムのテーマにするんだ」。とナイピが解説するように、この作品には明るい夏のイメージが注ぎ込まれている。 そして英語圏ではない国だからこそ生まれる素直なソング・ライティング。正しくこのチューンズの存在こそ、ギター・ポップとパワー・ポップの壁を超えることが出来るはず。さらに彼らの望むように2005年夏のサウンド・トラックとして、クインスから日本盤がリリース。これを機に本当の意味でインディー・シーンが活性化されそうな予感…。
MEMBER
Knipi [vocals,guitars]
Rikki London [bass]
Markus Nordenstreng [guitars,vocals]
Heikki Tikka [drums]
RELEASE
Bright Yellow Sun
QRSP-28
1.The Tunes Theme / 2.Valerie / 3.Come Around / 4.Spoonful Lovin' / 5.Busdriver
6.Season Of The Midnight Sun / 7.Summer Day / 8.Don't You Fall In Love
9.See You Tomorrow / 10.Talk To Me / 11.Bright Yellow SunThe Tunes
フィンランド盤のアートワークをリメイクしたデジ・パックCD。帯や4つ折りライナーも土臭さが魅力的な、今までのクインスとは違う世界観!サウンドものどかな夏のイメージ溢れるギター・ポップ〜パワー・ポップで最高!!60年代ポップから影響された12弦ギターやオルガンのアレンジ。素晴らしいソング・ライティングをより一層輝かせるコーラス・ワーク。何十年経とうがずっと聴き続けられる、北欧シーンを超えた大傑作!1曲目は「チューンズのテーマ」と題された、最もパワー・ポップしてる疾走ソング。2曲目は60'sテイストたっぷりのオルガンをフィーチャーした、ザ・フー好きにもたまらない名曲。これを聴いて思わず即買いしてしまう人も多いのでは?3曲目はハーモニカや口笛がとっても温かい、バーズ直系のフォーク・ソング。4曲目はウィルコのメンバーとの競作。ウクレレがますますほのぼのとした夏のイメージを醸し出す。5曲目はアメリカの片田舎を想い出させる、チューンズ版カントリー。スライド・ギターやヴィブラフォンもますます夏っぽい。6曲目はビーチ・ボーイズしてるコーラス・ワークが正にウエスト・コーストの世界。7曲目はモンキーズを想わせるキラキラ・ポップ。真のシーシェルズ・ファンも必聴!8曲目は12弦ギターとハモンド・オルガンが活きる、ちょっぴり切ないアコースティック・ソング。9曲目はジョージ・ハリソンへのオマージュが溢れるアレンジ力満点のナンバー。特にリズムが変るところがグッとくる。10曲目はバーズを継承するチューンズの真骨頂!優しさが溢れるメロディーとアルペジオ・ギターの絶妙なハーモニー。11曲目は鳥のさえずりとスライド・ギターが70年代テイストたっぷり。サイケデリックでブルージーなエンディングはあまりにも渋くてカッコイイ!もっと詳しい解説はライナー・ノーツで…。
