The Vinyltones
BIOGRAPHY
オハイオ州のシンシナティーを拠点としているヴァイナルトーンズ。最初にバンドを組んでいたのはブライアン(ギター)、クレイグ(ヴォーカル、ギター、キーボード)、マイク(ベース)。3人は高校時代からずっと一緒に音楽活動を続けてきた仲間。しかし大人になるにつれてみんな離ればなれになってしまう。そこでクレイグが2人を呼び戻して、故郷のシンシナティーでバンドを再開。さらにもともと知り合いだったショーン(ドラムス)が加入して、ヴァイナルトーンズを結成する。ビートルズ、ザ・フー、ローリング・ストーンズ、ザ・バンドのレコードをこよなく愛する彼ら。だからこそそういった偉大なバンドの精神を、自分達の新しい音楽の中に注ぎ込むことがテーマ。そしてそれを象徴するように、ヴァイナルトーンズという名前が付けられた。さっそく夜中にミーティングを重ねながら、デモ・トラックを録り続けるメンバー。さらにそれを友人でもあるプロデューサーのマットに聴かせることにする。もちろん気に入ってくれたマットは、自らレーベルを立ち上げることに…。そしてそのインナーチャイルドから2005年に、1st・アルバム『メモアーズ・オブ・ア・ソングブック』をリリース。タイトル通り彼らの想い出が詰ったCDを、幾つものラジオ局がヘヴィー・ローテーション。しかもシンシナティー・エンターテイメント・アワードの3部門にノミネートされる。ニューヨークやロサンゼルスにはないサウンドを目指しているヴァイナルトーンズ。地元の伝統的なライヴ・イヴェントに参加して、ますますロック・バンドとしての基盤を作り上げていく。2006年にはクインスが『メモアーズ・オブ・ア・ソングブック』の日本盤をリリース。古いレコード屋の写真を使ったアートワークは、ヴァイナルトーンズのイメージを強化。さらに素晴らしいボーナス・トラック2曲を収録することで、オリジナルを凌ぐ作品が完成。まるでプライマル・スクリームにも通じるような南部ロック感覚。かといってただ土臭いだけではなく、モダン・パワー・ポップと呼ばれる優れたアレンジが魅力的。そして何よりも輝きのあるソング・ライティングは、一緒に口ずさんでしまうほど…。今の時代に失われがちな温もり感を与えてくれるヴァイナルトーンズ。彼らのサウンドこそ私達リスナーをもう1度ニュートラルに戻してくれるはず。
MEMBER
Bryan Billhimer [Guitar]
Craig Dockery [Vocals, Guitar, Keyboards]
Mike Hartless [Bass]
Shaun Schaefer [Drums]
RELEASE
Memoirs Of A Songbook
QRCP-39 (2006)
1. Numb (On A Monday) / 2. So Far Away / 3. She / 4. Nashville
5. See What I'm Getting At / 6. Hey Solomon / 7. Motorcycle
8. If It's Gonna Rain / 9. Hope Remember / 10. Burst Your Bubble
11. Unsimple / 12. Don't Spend It All Tonight / 13. Leaving Northport
14. Nobody's Man * / 15. Rockin' The Day *
*Bonus Track
2005年にリリースされたUS盤をリメイクしたクインスならではの企画。渋いレコード屋のアートワークとヴァイナルトーンズの名前の見事なマッチング!そしてインパクトのある曲順と、最高のボーナス・トラックが活きている。まるで南部ロック色溢れるプライマル・スクリームをポップにしたような仕上がり。1曲目はガレージ・ロック調のギターとシャウトしまくりのヴォーカルが衝撃的!2曲目はファルセットなヴォーカルとコーラス・ワークが魅力的な王道パワー・ポップ。3曲目はノスタルジックなオルガンがいい味出してるビーチ・ボーイズ風ポップ。4曲目はグルーヴィーなリズムが活きる清々しいギター・ポップ。5曲目はナァ〜ナ、ナ、ナ、ナァ〜というスキャットがたまらないロックン・ロール。6曲目はアメリカ南部のいなたいタヒチ80といった感じのソウルフル・ポップ。7曲目はダイナーの天井で回る扇風機をイメージさせるのどかなフォーク・ソング。8曲目はサザン・ロックとギター・ポップの融合感覚がとっても新鮮!9曲目はローズ・ピアノをフィーチャーした泣きのアコースティック。10曲目は正しくプライマル・スクリームをポップにしたような世界観!11曲目はボブ・ディランを意識したようなカントリー・ポップ。12曲目は70年代を想わせるサイケデリックでブルースな仕上がり。13曲目はピアノとストリングス風のアレンジによるバラード・ソングに思わず涙…。14曲目は日本盤のみのボーナス・トラック。スペアミントをほのぼのささせたような青春ギター・ポップ。15曲目は日本盤のみのボーナス・トラック。キャロッツにも通じるような温かみのあるパワー・ポップ。これよりももっと深い解説はライナー・ノーツで…。
